商品紹介・御案内

AKASAKA MITOKO
赤坂水戸幸

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根来日の丸盆

室町時代

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「根来」とは、中世の神社仏閣で使用されてきた朱漆塗の什器類を総称する呼び名ですが、和歌山県岩出市根来寺にて中世(1140~1586年) 寺の什器を生産していた堅牢な生地に黒漆を施し、朱漆を上塗りする華やかな漆器の評判が高まり、小さな工人の手仕事の枠を超えて、需要に伴い山外まで広まるようになりました。
しかし、繁栄の時代もつかの間、秀吉の根来攻めで寺も廃墟と化し、衰退します。
ところが根来を魅了する人々は多く、一般庶民にとっては無縁のモノであったかも しれませんが、江戸期の地誌や俳書にも登場します。長らく愛されてきた漆器です。
有名な物は、「二月堂練行衆盤(日の丸盆)」です。
毎年3月、奈良の東大寺二月堂で行われるお水取りの行で籠る修行僧達が、 一日一度の食堂(じきどう)での食事の際に用いる盆です。 制作年は、なんと永仁6年(1298年)鎌倉時代から営々と受け継がれ、 廃仏毀釈などで民間に流れたものもあります。
この盆は、それを参考にして後に作られた盆です。でも、時代とともに味わいの良い盆になっています。

青磁蓮形香炉

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青磁とは、青磁釉を施した磁器のこと。
透明感のある青緑色の磁器で、紀元前14世紀頃の中国(殷)が起源とされる、後漢代に流行し以後次第に普及した。 製造技術は日本や高麗にも伝播した。宋が華北を失陥し青磁の産地だった江南へ中心が遷った南宋時代が最盛期である。その後輸出用などに大量に制作された。この香炉は、蓮をモチーフに作成されており、銀製の火屋も蓮の中心の形をそのまま写している。

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