山下亀三郎 昭和恐慌と言われた昭和初期の大不況の荒波をもろに被った水戸幸は、当時山下汽船を創立し、立志伝中屈指の大実業家と評判の高い山下亀三郎氏の支援のお陰で、苦境から脱した。まさに救世主と言うべき大恩人である。2代目五郎三郎の妻富子が結婚する際には、養女にしてから、水戸幸に嫁がせるほど、深いお付き合いをさせて頂きました。 « 忘れえぬ人々益田鈍翁 »