商品紹介・御案内

AKASAKA MITOKO
赤坂水戸幸

東京都港区西麻布3-5-42
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営業時間 9:00-17:00
休日 日曜日、祝日
但し土曜日は不定休

美術品商許可 No.
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菊蒔絵大棗

原羊遊齋作

江戸時代(1817年頃)

高 8.2糎  径 8.1糎

不昧公好 大菊棗

江戸後期を代表する茶人であった松平不昧公は、広範囲にわたる道具を蒐集し、多方面からの茶道具研究を行ったことでも知られるが、黒地の棗にも強い関心を示しました。蔵帳にも多くの黒棗が載っており、「上の部」に記載されています。この棗は、不昧公が江戸で活躍した蒔絵師の原羊遊齋に所蔵の余三作の「高台寺蒔絵棗」の意匠を用いた三十の棗を作成させ諸家に配った物として知られます。黒塗棗の蓋甲より身にかけて、八重菊・一重菊・裏菊と三種類の菊花を高蒔絵で表して重ね、花芯と萼には金の薄板を貼り付けた豪華な意匠であります。蓋裏には不昧公の花押が朱漆で記されています。

南京赤絵四方茶器

中国 明時代

高6.4 口径6.8 底径5.0

鶴丸向付 蓋付

南京赤絵は、中国明代末から清代初期にかけて景徳鎮の民窯で輸出用に制作された五彩の焼き物のことで、日本ではこう呼ばれています。

また古くは萬歴赤絵鶴の絵四方替茶器とも呼ばれていました。

この茶器は、やや厚手の白磁胎で、銅の四面それぞれに姿態の異なる鶴が丸紋の中に描かれています。鶴の勢いのある姿を鮮やかな筆致で巧妙に描かれています。成化年製の年号が描かれています。5客セットのまま現存しており、セットになってるのは貴重な物で、形の違う象牙や堅木の蓋が3つ添えられています。かつては、小向付として使われていた物だと思います。大阪藤田家の伝来となっております。

 

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